3:腫瘍??
力(リッキー)と過ごし始めて
約2年過ぎたころ・・・
以前から陰嚢(タマタマ)が
大きく重そうだったのですが・・・
徐々に大きさが増大していき、
ますます歩き方が可笑しくなりました。
そのころから、左右の大腿部(太もも)や、
側腹部(お腹の横)にも、2~4㎝程の異円形の
出来物が目に付くようになりました。
保護した時からあったのですが・・・
それぞれ共に増大してきました。
4:腫瘍摘出へ
2012年のとある受診時、獣医さんへ
「ここと、ここに大きなこぶがあって・・
陰嚢(タマタマ)もだんだん大きくなっている・・」
と相談したところ、
「陰嚢は恐らく陰嚢水腫でしょう・・また・・
コブは腫瘍の可能性が高いでしょう・・
悪性と考えられます・・犬種的に・・
ゴールデンは、腫瘍が出来やすい犬種かも知れません・・」
と、説明を受けました。
私は、
「手術は出来ないのですか?取ったらもう出来ないのでは?」
と言いました。
獣医さんは、
「力(リッキー)の年齢的に、12歳は過ぎているので・・
麻酔や手術自体に耐えれるか・・
リスクはかなり高いです・・
それでも・・手術を希望されますか・・・?」
と、説明されました。
私の中では、まだ、力(リッキー)と暮らしたい・・
と言う思いが強く・・・
「可能性があるなら、力(リッキー)が元気なうちに
手術してほしいです。。」と訴えました。
決断へ・・・
獣医さんは
「それでは、少しでもリスクを回避するために
一度で、陰嚢、腫瘍の摘出をしましょう・・
取り合えず、今日は採血して帰りに日程を決めましょう。」
との事でした。
私は、
「解りました!!よろしくお願いします!!」と
採血結果を待つことにしました。
結果
採血結果はよく、貧血も改善されており
手術するには問題ないデーターとの事でした。
帰宅し、相棒にも話した結果は・・・
力(リッキー)の生命力に賭ける!
事になりました。
5:麻酔のリスク
2012年秋ごろ・・
力(リッキー)の手術日がやってきました。
予定通り、朝食抜きで朝病院へ預けに行きました。
その日は一泊入院で、翌日お迎えの工程でした。
時間は経過し・・・
手術後病院から「無事、終了しました!」と
連絡があり、安堵したことを覚えています・・
立てない・・・
翌日の午後、お迎えに行きました。
が・・・・
一つ変わってしまったこととは・・
一人では立てなくなっていたことでした・・
高齢な体に手術と言う侵襲は
相当・・辛かったのでしょう・・・
擦れた声・・・
帰宅すると「お腹空いたWann!!Wann!!」と
鳴くのですが・・
挿管(麻酔時呼吸させる管)した為か
声が出しずらいようでした・・
一週間ほど擦れた声でしたよ・・
後悔・・・
私は、
「こんなにしんどい思いさせるなら
手術しない方がよかったのかなぁ~・・・」
と、少し後悔しましたが・・・・・
頑張っている力(リッキー)を見ていて
「私が後悔したら、力(リッキー)は
もっと辛いんだぞ!!」と思い直しました。
6:それでも元気!!
手術後1ヵ月程過ぎ、いつもの力(リッキー)へと
戻っていきました。
時間は掛かりましたが、何とか自力で立つことも
出来る様になりましたが・・・
立つときは、支えて立たすことが増えました。
経過とともに、ゆっくり歩くことも出来たので
前と同じように、犬夜叉(いぬやしゃ)と一緒に
何処へも連れて行きました。
ただ、長くは歩けなくなり、座り込むことが
多くなりましたが・・・・
それでもご飯もよく食べて、
相変わらずキッチンに立つと
「傍に連れて行け!Wann!!Wann!!」
と鳴き、ご飯が出来るのを待っていましたよ。
( ´∀` )
・・・to be continued・・・
次回 第三章 最終話へ・・・・